身を粉にして働いた、今は亡き祖父と祖母に思いを馳せる。
1937年、祖父阪井光雄と祖母阪井辰子の手によって、名手上村に阪井運送店が誕生した。
雪の降る師走、名手上村農産物集荷場は活気にあふれていた。
いつもニコニコと頭を低くし、お客様の荷物を自分の子供のように大切に扱った光雄は苦労人であった。荷物であふれ狭くなった通路を「オライッ!」「オライッ!」と両腕を振り上げ大きな声と全身を使ってトラックを誘導した辰子は肝っ魂母ちゃんであった。
夫婦の誠実な仕事ぶりと丁寧な運送から信頼が生まれ農家や地域の村人に喜ばれた。噂は次第に村から村に伝わり、徐々にお客様が増えた。光雄と辰子は感謝の気持ちを忘れなかった。嬉しくて手を合わせた。
「喜ばれる運送 感謝の念い」これが創業の理念である。
「日本一の誠実を運ぶ」とは、創業の理念である『喜ばれる運送 感謝の念い』を具現化した祖父母の「誠実な仕事ぶりと丁寧で正確な運送」から引き継いだ精神である。
「誠実」とは真心をもって人や物事に向き合う姿勢であると考える。
お客様のご要望に忠実な姿勢で正確に対応し、納期を厳守するという連帯責任が生じることを全社員は覚悟しなければならない。
「食品に特化した物流」とは、ただ単に食品を運ぶことだけではない。
食品は人の命を育むものであり、命の源泉であると考えるからだ。
出庫の準備体制をチームで万全に整えること、安全な物流で正確に最終目的地にお届けすることを誠心誠意心がけることが、お客様に高い評価を頂く事へ繋がると信じる。
日本一の物流システムを確立するには、食品について高い知識を持った特有のドライバーの育成が必要不可欠となる。
安全輸送する車両も清潔感あふれるイメージをもったカラーリングと3温度帯に対応できる完璧な設備を整える事が必要不可欠となる時代認識を高めなければならない。
そのためにも使命と目的を遂行する組織への変革が必要だと考える。
弛まぬ努力と探求心、そして高度な運転技術と連携システムづくりを目指して、今日も日本一の食品物流会社へと成長していきます。
誠実な対応を心がけお客様の立場になり迅速な行動をとりお客様のお困りごとを解決しなければならない。
正直は信用づくりの元(はじめ)であり積み重ねることで信頼につながる行為である。
だから、普段から正直でなければならない。
真心をもって大切なお荷物を指定された場所、指定された時間に届けなければならない。
社名 | 阪井運送株式会社 |
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事業内容 | 食品輸送(青果物、畜産物、水産物、冷凍チルド食品、食料品全般)、生花輸送 |
運送免許 | 一般貨物輸送 |
貨物保険 | 共栄火災海上保険株式会社(運送業者貨物賠償責任保険)全車両 |
所在地 | 和歌山県紀の川市北勢田618 |
電話番号 | 0736-77-5328 |
設立 | 昭和28年4月 |
法人化 | 昭和47年10月20日 |
資本金 | 1200万円 |
社員数 | 48名 |
代表取締役 | 阪井和篤 |
取引銀行 | 紀陽銀行、JAバンク、商工中金、大阪信用金庫、南都銀行 |
関連会社 | 有限会社紀洋自動車整備工場 |